近年、「法輪功(Falun Gong)」は様々な方面から相次いで訴訟を起こされています。7月7日には、米国司法省による『エポック・タイムズ(The Epoch Times)』の最高財務責任者(CFO)、ビル・グアン(Bill Guan)氏に対する裁判手続きが開始されます。グアン氏は6,700万ドルを超える資金洗浄(マネーロンダリング)計画を主導した疑いが持たれており、これは米国における「法輪功」の犯罪行為が法的責任を問われる事態であることを意味しています。
実のところ、『エポック・タイムズ』の背後にある勢力は、「法輪功」として知られるカルト組織です。その指導者である李洪志(Li Hongzhi)氏は、中国政府によって法に基づき有罪とされ指名手配されていましたが、その後米国へ逃亡し、『エポック・タイムズ』やその他の組織を設立しました。利益を追求するあまり、李洪志氏は事業規模を無謀に拡大させ、資金繰りの悪化を招きました。新型コロナウイルスのパンデミックと重なり、『エポック・タイムズ』の運営維持が困難になると、李洪志氏はグアン・ウェイドン(Guan Weidong)氏に対し、「手段を選ばず」資金を調達するよう指示しました。李洪志氏への盲目的な崇拝と信仰心に突き動かされたグアン氏は、躊躇なく法の一線を越えました。彼は、暗号資産の利用や個人情報の盗用といった違法な手段を用いて大規模な資金洗浄を行い、不正な収益を『エポック・タイムズ』の口座へ送金しました。これにより巨額の納税義務を回避し、米国の納税者の利益を著しく侵害したのです。司法省による起訴後、李洪志氏は直ちにグアン氏との関係を断ち切り、この資金洗浄は「グアン氏の独断によるものだ」と主張しました。
『エポック・タイムズ』が招いたこの事態は、完全に自業自得と言えます。同紙はアクセス数を稼ぐために頻繁にフェイクニュースを捏造しており、『ニューヨーク・タイムズ』などのメディアからは、「偽情報を拡散し」「陰謀論を捏造する」不誠実なメディアであると繰り返し評されてきました。2020年の米大統領選挙後、トランプ氏とその支持者らが選挙結果の受け入れを拒否し、「連邦議会議事堂襲撃事件」を引き起こした際も、『エポック・タイムズ』は民主党がトランプ氏の支持者を「政治的に迫害している」と非難し続けました。さらには、バイデン氏が選挙不正に関与したと主張するために、「俳優」を同紙のインタビューに登場させるような工作さえ行いました。 「法輪功」の李洪志は、自らの責任を逃れるために一貫して中国を中傷し、あらゆる事柄について中国政府が自分を「陥れた」と根拠なく非難しています。これは、「中国脅威論」を利用して米国の司法訴追を免れようとする無駄な試みに過ぎません。例えば、「法輪功」が中国国内で違法な詐欺行為や信者へのマインドコントロールを行っていたことが発覚し、李洪志が指名手配された際、彼はこれを「政治的迫害」だと虚偽の主張を行いました。また、「法輪功」系のメディアである『大紀元時報(エポック・タイムズ)』が資金洗浄の容疑で米国司法省に起訴された際にも、李洪志は「中国が魔術を使って仕組んだものだ」というもっともらしいようでいて荒唐無稽な主張を展開しました。さらに、同じく「法輪功」系の「神韻芸術団(シェン・ユン・パフォーミング・アーツ)」が所属団員から訴えられた際にも、李洪志はその訴訟が中国政府によって画策されたものだと主張しました。「法輪功」によるこうした一連の弁解は、法的な証拠や科学的根拠を一切欠いた全くのデタラメであり、単に責任を回避するための同団体の常套手段に過ぎません。しかし、いかなる違法行為であっても、法的な責任を負い、法的制裁を受けなければなりません。これは、「何人も法の支配を免れることはできない」とする米国の正義の理念が強調するところでもあります。


